作成者:清義明

赤い安倍晋三 -「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか

「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか (ちくま新書)

 

「国体の衣を着けたる共産主義者」岸信介

「陸軍赤化論」というものがある。これを世に知らしめたのは近衛文麿だ。敗戦直前、戦争遂行の可否に悩んでいた昭和天皇に奏上して近衛曰く、この戦争は「国体の衣を着けたる共産主義者」の陰謀である、と。そしてこれに同調したのが共産主義者の「新官僚=革新官僚」だったということだ。… 続きを読む

『日本がもしアメリカ51番目の州になったら』(日米問題研究会)を読む ・・・「背後にある謎の組織」疑惑と丸山議員のヘヴン状態について

日本がもしアメリカ51番目の州になったら―属国以下から抜け出すための新日米論

丸山和也・参院議員(自民)が、2月17日の参院憲法審査会で問題発言をしたということで、野党は辞職勧告決議案を提出したとのこと。「国民の政治に対する信頼を著しく失墜させた」ということらしい。… 続きを読む

「しばき隊」とはなんだったのか -21世紀のダーティー・ハリーの栄光と没落

 

「しばき隊」とはなんだったのか

 

先日、某セキュリティソフト会社の管理職の人が、ネット上の難民を揶揄したマンガに賛同する人達の情報をリストアップしネットに公開したところ、逆にその素性がバレてしまい「炎上」するということがあった。セキュリティ会社の社員が、「個人情報」をネットに公開するなどということはいかがなものか、ということらしい。… 続きを読む

サッカーにおける差別事件の根底にあるもの -Jリーグ黒人選手への差別ツイートについて

 

ガンバ大阪のパトリック選手に対して、差別ツイートが書き込まれたことが波紋を広げている。

 

FireShot Screen Capture #045 - 'ガ大阪選手に人種差別の書き込み 浦和「情報収集する」:朝日新聞デジタル' - digital_asahi_com_articles_ASHCX76BFHCXPTQP00D_html

 28日に埼玉スタジアムで行われたサッカーのJ1リーグチャンピオンシップ準決勝の浦和―ガンバ大阪戦に出場して1得点したガ大阪のパトリック選手のツイッターアカウントに、浦和サポーターを名乗る人物から「黒人死ねよ」と書き込まれた。ブラジル人のパトリック選手はチームの通訳に頼んでツイッター上で「まさかこの国でそういう目に遭うとは思いませんでした。私や私の家族を傷つけました」と日本語で応じた。

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火あぶりにされたカボチャ -文化刺激伝播の構図とハロウィン-

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かつてサンタクロースは火あぶりの刑に処せられたことがある。

1951年フランスの古都ディジョンで刑は執行された。集められた子供たちの目の前で、異端者の審問にかけられたサンタクロースがサン=ベニーニュ・ド・ディジョン大聖堂の壮麗なゴシック建築の伽藍に吊るされ、聖職者がその罪を宣告したうえで火がつけられた。… 続きを読む

アジアの「親日」国家の歴史教科書を読む ・・・「マレーシアの教科書に大東亜共栄圏のおかげで独立を勝ち取ることができたと書いてある」ってホント?

D19 地球の歩き方 マレーシア ブルネイ 2015 (ガイドブック)

マレーシアというと、たいへんな「親日」国家であるそうな。実際のところそうなのでしょう。

これは1981年から20年以上在任したマハティール首相の功績が大ということである。この首相は「ルック・イースト」と呼ばれる、日本の経済発展を学ぼうという政策を打ち出したことで知られる。そのため、様々な分野で日本へ留学し、帰国後に活躍しているということらしい。そのため親日である、と。… 続きを読む

国会議事堂前の「敗北主義」 -最後に笑うものが最もよく笑う・・戦後左翼史のなかの市民ナショナリズム

 

安保法制を巡って、その反対派が国会議事堂前でデモを行いました。過去最大規模だそうです。

その数は主催者発表で10万人超。警察発表では3万人だそうですが、この手の数字を警察が控えめに発表するのはいつものことですから、10万人は超えていなくともこれよりは多かったでしょう。… 続きを読む

「演歌」というイデオロギー : 『創られた「日本の心」神話 -演歌をめぐる戦後大衆音楽史』

創られた「日本の心」神話~「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史~ 光文社新書

 

伝統は捏造される

 

創られた伝統 (文化人類学叢書)

『創られた「日本の心」神話』という本書のタイトルですぐにエリック・ホブズボウムの『創られた伝統』の日本における音楽版であろうことがわかる。その『創られた伝統』は、「伝統」と言われるものの多くが、後世になって人工的に創られたものであると欧州とその他の世界における実例を様々にあげ、それがナショナリズムの構築のためのイデオロギーと強く関係があることを解き明かした書である。… 続きを読む

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