作成者:清義明

朝鮮学校無償化除外問題にみる遠隔地ナショナリズムのゆくえ (橋下市長と高校生の対話から)

橋下市長と朝鮮学校高校生との対話

 

橋下大阪市長が在日コリアンの高校生とtwitter上でやりとりした内容が話題になっている。

ことの始まりはその高校生との次のようなやりとりだ。

続きを読む

江戸しぐさと失敗した「文化ナショナリズム 」 -伝統と共有体験による共同体統合の可能性

 

トンデモな「江戸しぐさ」は何をめざしていたのか

192168000205-0000005105-0704211628-1

「江戸しぐさ」という、江戸時代の江戸の庶民がつくったというマナー集みたいなものがあって、それがなぜだか過度にいろんなところでもてはやされていたところ、これがどうやら歴史的には根も葉もない「ねつ造」、いわゆるトンデモではないかということが、しばらく前から話題になっていた。

暮らしうるおう江戸しぐさ偽史・大型お笑いトンデモ「江戸しぐさ」

これがついには道徳の教科書にまで掲載さ… 続きを読む

「清」という苗字の由来 

「清」という自分の苗字は珍しいものであるから、たまに同姓の人が出てくると注目する。

最近だとアイドルプロデューサー?の清竜人(きよしりゅうじん)という人を目にした。

FireShot Screen Capture #042 - 'アイドルの禁忌を正面突破した清竜人25 擬似恋愛もガチ恋も超えた「夫婦の営み」とは? - Real Sound|リアルサウンド' - realsound_jp_2014_11_post-1762_html

なんだかうらやましそうな仕事をしているようだ(笑)

自分の苗字は「清」だが読みは「せい」である。
かたや、初めて知ったこちらの方は、清竜人は、「きよしりゅうじん」と読む。

「清」の苗字は、全国に人口7000人ぐらい。全国の名字順位2089位。

清

 続きを読む

改憲が挫折し続けてきた理由 -憲法改正と「超自我」 :柄谷行人『ネーションと美学』

定本 柄谷行人集〈4〉ネーションと美学

集団的自衛権の解釈変更の閣議決定がなされた。

世論もこの「解釈改憲」について厳しい評価を打ち出している。

閣議決定に先立つ毎日新聞の世論調査では、集団的自衛権の行使に「賛成」32%、「反対」58%。
日経新聞の調査では、「賛成」34%、「反対」50%。
最新の調査で、閣議決定当日の7月2日の共同通信の調査では、「賛成」34・6%、「反対」54・4%。

もっともこの3つの調査の数字に先立つ5月の読売と産経の… 続きを読む

イベント「サッカー界のラディカル・レフト」 FCザンクト・パウリのサポーターを通してみる欧州のANTIFA事情

140719_st.pauli_talco

ワールドカップで昼夜逆転の生活をお過ごしの皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて、ワールドカップが終わったところで、FCザンクトパウリについてのイベントやります。

なんでこの時期にやるかというと、タルコというイタリアのスカパンクがFUJI ROCKでやってくるからです。

これがどんなバンドかというと・・・・

talco2014_pro2イタリアはベネチア出身のコンバットスカバンドTALCO(タルコ)。

観光地として有名なベネチア

続きを読む

坂中論文の衝撃  『在日韓国・朝鮮人論の展開』 坂中英徳

在日韓国・朝鮮人政策論の展開

1970年法務省に入省し、大阪の入国管理事務所で在日韓国人・朝鮮人をはじめとする在留外国人の審査実務を経験しながら入管行政に携わってきた若き官僚がいた。 名は坂中英徳。

その官僚が、1977年に法務省の省内の懸賞論文として書いたのが、「今後の出入国管理行政のあり方について」である。

別名「坂中論文」。

この論文は、出入国管理行政の中での在日韓国人・朝… 続きを読む

『愛国消費 -欲しいのは日本文化と日本への誇り- 』(三浦展) -「自分らしさ」が「日本探し」に転化したとき

愛国消費 欲しいのは日本文化と日本への誇り

 

2002年のワールドカップ現象をもとに日本の若年層ナショナリズムについて分析したのは『ぷちナショナリズム症候群』

その続編ともいえるのは本書、三浦展の愛国消費 欲しいのは日本文化と日本への誇りですね。2010年の動向を探っているが、ほとんど古びていない。地元志向や家族重視というところは、例のマイルドヤンキー 』(2014)につながると思われる。そういう意味でもおもしろい。

下流社会~新たな階層集団の出現~: 1 (光文社新書) ただし、もちろんこの人はマーケッタ… 続きを読む

『ナショナリズムは悪なのか』(萱野稔人) -懐疑的に語られた世界共和国の夢-

新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか (NHK出版新書 361)

自分の考えを整理する意味では面白い本だったので、少しまとめてみたいと思う。

ナショナリズム批判の研究ならば日本でも多数読めるし、共産主義の崩壊以降のナショナスリズムの圧倒的なプレゼンスについて様々な角度から分析をほどこした欧州の研究もあ… 続きを読む

おそまつな「観光立国」日本 -四国お遍路差別貼り紙の病理-

 

以前、日本の駅の構内表示にハングルがあるのはけしからん!という人をTWITTERで見かけた。

その人が言うにはソウルには日本語の表記などほとんどないということだった。韓国で日本語表記などないのに日本でやる必要はない!ということらしい。

2014-02-27 18.26.21TWITTERでそのやりとりを見ていたときに偶然にもサッカーの韓国遠征で… 続きを読む

Top