カテゴリー: 映画評

VFXの動物映画 / 『戦火の馬』 スティーヴン・スピルバーグ

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「戦火の馬」公式サイト
黒澤明が晩年に馬について語っていたことがある。
それは現代の馬というのが集団訓練されているものがほとんどなく、合戦シーンで馬を使うのが本当に難しいという話。撮影用の馬をかき集めても数頭しか集まらない。だから合戦シーンで馬はもう使えないのではないかということでした。… 続きを読む

オナニーでなにが悪いのか / 『ブラウン・バニー』 ヴィンセント・ギャロ

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ブラウン・バニー – goo 映画
シネマヴェーラの特集「アメリカン インディペンデント魂!」は良い企画だった。
ガス ヴァン サントやソダーバーグの2000年代前後の重要作がスクリーンで観れるのは本当に嬉しい。… 続きを読む

お茶の水から神田にむかう中央線の光景について  -ホウ・シャオシェン『珈琲時光』がつなぐ戦前の台湾系日本語作家と横光利一

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以下は吉本隆明への追悼まじりの思い出と、『珈琲時光』がつなぐ戦前の台湾系日本語作家と横光利一のつながりについての雑文。

吉本隆明の「わが転向」続きを読む

正統派カルト映画の熱血にやられた! 「CUT」 アミール・ナデリ

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◇「CUT」公式サイト
この映画「CUT」の基本思想は、「シネコンで流れているクソ映画」「映画は売春婦じゃない」「カネ儲け主義のクソ野郎から映画を取り戻す」。そして朗々と殴り続けられる主人公の映像に、短くカットインされる珠玉の名作100本。… 続きを読む

太宰曰く「男の本質はマザーシップ」 「クレイマー・クレイマー」 ロバート・ベントン

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クレイマー、クレイマー – goo 映画
若かりし日の吉本隆明(吉本ばななの父ちゃんの偉いひと)が、当時の文学青年のあこがれの存在であった太宰治のところを尋ねたときのエピソードが、ずっとひっかかっていて忘れられない。… 続きを読む

現代の腫れた足の神話 / 『灼熱の魂』 ドゥニ・ヴィルヌーヴ

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「灼熱の魂」公式サイト

正月一番の映画には、まずはシネマヴェーラで「映画史上の名作」にて幕開け。
いやまあこんなもんだよねー、とMGMの1950年代のミュージカル小品を適度に楽しみつつ、翌日に銀座に向かいました。… 続きを読む

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