幸福なアメリカ人の暴走 / 「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」 【映画】


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日常の生活に潜む「絶望的空虚」を見出してしまった嫁を抱えて、右往左往させられるダンナの物語
・・・っていうのが一行あらすじですね。
「絶望を感じるには勇気がいる」と無粋で毒舌なメンヘル数学者が、その嫁に共感していたりするんですが、幸福と不幸の定義が反転する構造を示唆するストーリー的な仕掛けってそこぐらいですか。印象深くはあるシーンではありましたが。
まあ、アメリカ人の白人の金持ちって、どうでもいいことでどうでもいい暴走をするんだなー、その程度で物語になると思っているんだなあ~・・・って感じです。これは「イン・トゥ・ザ・ワイルド」を観たときの感想と同じですが。そんな大げさな話かよ?
ラストシーンも、これは悲劇ですかね?
いつだか見た中国のネット書籍通販大手の女社長のインタビューで、村上春樹を評して、「金持ちのおぼっちゃんが呻いている話」と一刀両断していました。その類の話です。
イン・トゥ・ザ・ワイルド」と同じく、アメリカ人の自殺願望的な甘い錯乱です。
総じて低評価となりますが、いまだにディカプリオの顔に個人的な美学興味が全くわかないオレだから、それで決定的なんでしょうけれども、それ以外の固める俳優陣は微細な演技を繰り出し、映像も丁寧につくられているため、かろうじて観れるというところまで、としておきましょうか。

FWF評価: ☆☆

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