「SUPER 8」 J・J・エイブラムス / BAD ROBOTの映画ファン物語(笑)

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◇「SUPER 8」公式サイト
最初に、この映画のレビューで、スピルバーグ云々という感想を目にしますが、スピルバーグ、資金調達以外にはこの映画全く関わっていないと思いますよ。
これはもう、完全に映画オタクのJ・J・エイブラムスならではの映画です。
よくよくこの映画の筋を辿ってみれば、宇宙人がどうのこうのって単なるダシに過ぎないのがわかるはずです。
スーパー8という8mmフィルムで映画をとっていた、田舎町の中学生のお話。
それがメインストーリーです。はたしてそれが映画の出来としてよかったかは別として。
そんな映画、スピルバーグがやろうとするでしょうか?(笑)
さて、J・J・エイブラムスと、『クローバーフィールド』の監督マット・リーヴスは、中学生の頃から一緒に映画を撮っていたとのこと。
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『クローバーフィールド』は、J・J・エイブラムス率いるBAD ROBOT プロダクションの最大のヒット作にて、映画史上の十指に数えることができる大傑作怪獣映画。
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家庭用ビデオカメラで撮られた映像が、国防省によって記録映像として保管されているという設定の映画が『クローバーフィールド』
ようするに、怪獣に踏みつぶされる人の視点の映画なんです。こんな怪獣映画があったでしょうか(笑)
これまでみたことのない映画のトリックと仕掛けと、先行する傑作怪獣映画『ゴジラ』へのオマージュがこれでもかとちりばめられ、そしてストーリーをあらかじめ補完するようなスリリングなプロモーションも大成功していた。
いやー、この監督は本当にゴジラが大好きだったんだな、と、エンドロールのゴジラもどきの音楽を聴きながら思いました。マニアですよ、マニア。この人たち。
そんな映画マニアの少年時代のお話。それが「SUPER 8」
あ、8mmフィルムのことを言っていたのかと映画が始まってすぐに気付きましたが、これって遅すぎですかね(笑)
たぶん、わがまま放題のデブの中学生監督がマット・リーヴス(笑)
特殊効果担当の主人公か、爆破シーンならおまかせの爆竹マニアの出っ歯のコが、エイブラムスというところなんでしょうかね。
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で、映画はぶっちゃけ、ダメですよ(笑)
全てにおいて中途半端。
一番おもしろかったのが、エンドロールで添えられるSUPER8で撮られた中学生のホラー映画・・・なんていうのはどういうことか(笑)
宇宙人、これ『クローバーフィールド』のアレですよね。
これどうなんだろう。たぶん、BAD ROBOTの人たちだから、ワザとやっているに違いない。
ちなみに、エイブラムスの前作『スタートレック』でも、この宇宙人出てくるんですよね、ちょこっと。
この映画の設定は80年代ですから、そうすると『クローバーフィールド』のアレは、宇宙人だったということなんですかね。まあ、大きさがだいぶ違うのですが。これも『クローバーフィールド』の設定からいえば、中近東で何か日本の企業がやってしまったことによって、数十倍の大きさになってマンハッタンに現れたということでしょうか。
『スタートレック』に出てくるのは、あれは本来の自分の星にいるときの姿ということなんでしょうかね。
そういうわけで、これは宇宙人の映画ではありません。映画ファンの青春を綴った映画なのです。そう考えると、やっぱりBAD ROBOT、やるじゃん!と肯定的なことが書けるわけです。
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まあ、自分はエイブラムスにずっとずっと期待していきますよ。

しかし音楽の選曲もセンスなかったなあ(笑)
特撮オタクならこんなもんかな!と思うことにする。
FWF評価:☆☆★★★

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1コメント

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  1. 映画:SUPER8/スーパーエイト

     しばらく単館系が続いたので、久々のメジャー級の作品です。SUPER8/スーパーエイトを観てきました。

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