深田恭子の生クリームのクレープ / 「恋愛戯曲~私と恋におちてください。~」

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◇「恋愛戯曲~私と恋におちてください。~」公式サイト
深田恭子ちゃんを堪能する作品でしょう。
体にいいのか悪いのかわからない街売りのクレープみたいな作品です。
甘くて口当たりよくて、けど子供だましな粉モノです。本来はテレビで十分でしょう。
自分は「ヤッターマン」を観ていませんので、久々に深田恭子を楽しみました。
てか、それ以外の楽しみようなあるんでしょうか、この映画(笑)
深田恭子をくるんだ椎名桔平はよろしかったです。この人、本当にうまいですね。
脇役陣もそれなりにうまく書き込まれていました。
井上順の部長役もなかなかです。ああいうタヌキ親父はいますよねー、サラリーマン社会には。
深田恭子の甘ったるいしゃべり方と、幼児性とエロスを表現する体のやわらかい輪郭は相変わらず健在です。不思議少女は、トレンディな不思議売れっ子脚本家になりました。これがまた現実感がゼロな演技を繰り広げていて、ここまでリアルと乖離したふわふわした役作りされてしまうと、まあこれもまた可愛くみえてしまうというのは、われながらちょっと嫌になります。
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テレビドラマなみの作品ですので、あらすじはたどって書く気にもなりません。
脚本家の書く台本が、これまた脚本家のお話のため、劇中劇にさらに劇が入れ子になっている「劇中劇中劇」なのですが、ここはまあそれなりに気のきいたものになりそうなんですが、その一番下の階層の劇がとてつもなく安っぽくて、なんとも興ざめ。
ただし、個人的に「二の腕女王」として、深田恭子の二の腕にフェティシズムを全開に感じてしまう自分は、一番安っぽい「劇中劇中劇」の深田恭子が二の腕を唯一露出させていたので、ここにもっとも引きつけられたのです。これもまた嫌だな、自己嫌悪。
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椎名桔平役のドラマプロデューサーのワイシャツのサイズが”М”とか、いくら一流化粧品会社で大口スポンサーとしても、部長格の人に秘書がついていて外車で運転手つき送迎とか、「プロデューサー」が脚本のセンセの原稿取りだけ仕事している姿とか、もうなんだかマンガ以下なディティールもさらに興ざめ。
ラブコメなんだから、まあこういうところは適当に夢観がちな設定でいいのかも知れませんが、まあなんともはや。

自分はほとんど完璧にテレビドラマを観ません、普段。
なので、たまにはこういうのもいいかなっと思った次第ではあります。けど、大方のテレビドラマをふんだんに観ている人はどうなんでしょうか。
でかいスクリーンでテレビドラマクオリティはつらいんじゃないでしょうかね、自分みたいな深田恭子好きで生クリームだけを楽しむことができる人以外には。
FWF評価:☆☆★★★

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