清 義明

映画評

「牛乳屋フランキー」中平康

1956年の日活作品。中平康は「狂った果実」でこの年に実質的な監督デビューをしており、その大ヒットを受けた新鋭の監督とし...
映画評

「探偵はBARにいる」キャスティングが良かっただけに・・・

◇「探偵はBARにいる」公式サイト大泉洋が強すぎるのがこの映画の最大の難点。これだけ強ければ、お話なんかなんとでもなりま...
映画評

ミニチュアでつくられたロックンロール童話/ 「ストリート・オブ・ファイヤー」 ウォルター・ヒル

スクリーンで観るのははじめてなこの映画。流行りましたよねー。ああ懐かしき80年代。MTV隆盛期につくられたこの映画。Da...
映画評

異形のホームドラマ「おとうと」(1960) 市川昆

おとうと(’60) - goo 映画この1960年市川昆監督の作品、宮川一夫カメラマンによる「銀残し」の手法がはじめて使...
映画評

「ショウほど素敵な商売はない」ウォルター・ラング

午前十時の映画祭の醍醐味は、やはりスクリーンの暗闇であんな名作こんな傑作を次から次へと観ることができることでしょう。マリ...
映画評

「エッセンシャルキリング」イェジー・スコリモフスキと「127時間」「ゴーストライター」

スコリモフスキーの監督復帰後の二作目。前作「アンナも過ごした四日間」と本作「エッセンシャルキリング」の物語構造はほとんど...