書評

『被差別の食卓 』 上原善広

いつだったか、大阪のキタのお初天神通りのあたりを出張仕事の帰りにぶらぶらしていると、「あぶらかすうどん」という文字が目に...
サッカー

未発表原稿「フットボールと愛国 -ぷちナショナリズムからレイシズムへ」

まずは某所で書く予定だった原稿をそのまま掲載します。「フットボールと愛国 -ぷちナショナリズムからレイシズムへ」いつも異...
書評

『神道はなぜ教えがないのか』 島田 裕巳 -開祖も宗祖も教義も救済もない宗教-

『神道はなぜ教えがないのか』 島田 裕巳 日本人の固有の民族宗教は神道となるわけなのだが、これほど曖昧模糊とした「宗教」...
書評

『田中角栄 -戦後日本の悲しき自画像』 早野 透 -周恩来にハッタリかました田中角栄-

『田中角栄 - 戦後日本の悲しき自画像 (中公新書) 』本書、日中国交回復の政治交渉の最中の周恩来と田中角栄のやりとりで...
書評

『陰謀史観』 秦郁彦 -疑心暗鬼の共鳴-

『陰謀史観(新潮新書) 』秦郁彦身の周りに出来事の連続性があって、それがどうも偶然とは思えない。そのとき、どこかの誰かに...
書評

『蝦夷の地と古代国家』 -東北の多元的な民族事情-

古代王権によってまつろわぬ民とされてきたのは、蝦夷・熊襲・隼人。これにあわせて南島の人々は、当時の王権にとっては異文化集...