映画評

ベケットの喜劇のような昭和天皇 / 「太陽」 アレンサンドロ・ソクーロフ 【映画】

横浜黄金町ジャック&ベティの「平和映画祭名作プログラム」にて、8月15日に鑑賞。併映が「ヒトラー最期の12日間」。第二次...
映画評

なんというキュートでクールなバアさん / 「ココ・シャネル」 【映画】

◇「ココ・シャネル」公式サイトこの映画、ケチをつければグダグダといろいろ書き連ねられるんでしょうけど、ただひとつ、シャー...
映画評

「基本的に基地に基づく卑しい」映画 / 「黒い雪」 武智鉄二 【映画】

柄谷行人は、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」を在米中に読み、それをアメリカ人に向けて「基本的に卑しい、基地に基づい...
映画評

鮮烈なカラーが忘れられない / 「修羅雪姫」 藤田敏八 【映画】

銀座シネパトスの梶芽衣子特集にて。仕事終了後、職場からバスで東銀座へ向かい、シネパトスのある三原橋地下街の銀座の数少ない...
書評

広島へ向かったゲバラ

自分は決してゲバラをアイドル視したり無責任な神格化をするつもりはないのであるが、ひとつだけ。以下の記事にはエピソードの前...
映画評

アフガンの仏像は破壊されたのではない / 「子供の情景」 ハナ・マフマルバフ 【映画】

◇「子供の情景」公式サイトバーミヤンの仏像破壊は、急進化したイスラム教徒によってなされたもの。イスラム教は、偶像崇拝を厳...