映画評

映画評

デート・ムービーにはおすすめできませんが・・・ /「シングル・マン」 トム・フォード

◇「シングル・マン」公式サイト時間が空いたので、行く予定がなかったのにも関わらず向かった映画館、桜木町ブルク13。トム・...
映画評

創造社までの過渡期の作品 /「悦楽」 大島渚

◇「悦楽」大島渚(goo映画)大島渚1965年の作品。「日本の夜と霧」の上映打ち切りにより、自分のプロダクションである創...
映画評

ジャン=ピエール・ジュネのロンド(輪舞曲)は続く /「ミックマック」

◇「ミックマック」公式サイトジャン=ピエール・ジュネの「アメリ」が、コメディに新しい文法とスタイルを確立したのは間違いな...
映画評

「太陽の季節」への異議申し立て /「太陽の墓場」 大島渚

石原慎太郎の小説「太陽の季節」は1955年発表。その年に芥川賞を受賞すると、すぐ翌年に長門博之と南田洋子の配役で映画化さ...
映画評

復帰不可能な孤独 ・・・「ジョニーは戦場へ行った」、乱歩の「芋虫」、そして若松孝二の「キャタピラー」 

◇「キャタピラー」公式サイト人生の中で観た映画の中で、もっとも精神的トラウマを残した映画を問われるならば、間違いなく「ジ...
映画評

豚になっても生きぬけ / 「芙蓉鎮」 謝晋

『芙蓉鎮』 文化大革命はもともと中国最高指導部の権力争いが発端になっている。カリスマ的な人気を誇っていた毛沢東だが、一方...