映画書評

黒澤明の100本の映画 / 「夢は天才である」 黒澤明

黒澤明の死後、娘の黒澤和子によって補筆されて出された「「夢は天才である」」には、黒澤明が選ぶ100本の映画というのがあっ...
映画評

呪われた亡命者の崇高なるファンタジー / 「ノスタルジア」 アンドレイ・タルコフスキー

20代の頃、この映画を観て、まったくわからなかった。自分の中では、わけがわからないけど世評は極めて高い映画の代名詞がこの...
映画評

幸福なるスポーツとナショナリズムの光景 / 「インビクタス」 クリント・イーストウッド

◇「インビクタス」公式サイト1978年のサッカーワールドカップ・アルゼンチン大会、数々の栄光を手中にしキャリアの頂点にい...
書評

「小虫譜」 吉本隆明

吉本隆明では、当然ながら初期の詩編が好きではあるけれども、このへんのも好きだ。吉本の詩で好きなものをひとつだけあげろと言...
サッカー映画

サラエボとアルゼンチンの反米思想のライン /「マラドーナ」 エミール・クストリッツァ

ブログを移転して、はじめてサッカーネタに触れます(笑)クストリッツァのドキュメンタリー映画、「マラドーナ」です。さて、映...
映画評

不幸な未完にして、しかし傑作 / 「パサジェルカ」 アンジェイ・ムンク

ナチスの収容所を舞台にした心理劇です。監督が交通事故にて急逝されたため、未完のままの結末の映画です。撮影だけはしてあった...