やっぱりスクリーンで観なければならない映画というのはある / 「ドリームガールズ」 ビル・コンドン

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突然この「ドリームガールズ」が渋谷のル・シネマで上映されるという情報を見つけて、すっとんで行きました。
見逃していたこの映画、DVDでは観たのですが、この時にほとほと後悔しました。
この映画はスクリーンで観るべき映画です。
そして、その考えはやはり正解でした。
さて、この時期のル・シネマでの上映は、ブロードウェイ・ミュージカルの元祖「ドリームガールズ」が日本公開になるのにあわせてのものとのこと。
もともとのミュージカル「ドリーム・ガールズ」は、1980年代の初演での超ロングラン・大ヒットだが、それが新たに再演出されたものが映画版の後に出来て、今回公開されるミュージカルは、そちらのバージョンらしい。
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ザ・ドリームズが一本立ちでデビューした最初のクラブデビュー、クリスタルルームでの「ドリームガールズ」を歌うシーン。このシーンが大好きで、特に歌のサビにはいってから、カメラが3人の後ろに回り込み、暗転した場内の中に瞬く照明が星のようにビヨンセを囲むところは、スクリーンで観ておくべきだったと大いに後悔しておりました。
そして、やっと観れた。あらためて素晴らしい!

あらすじは、今となっては珍しくないモータウンの内幕もののひとつとなりますでしょうか。ただし、1981年の元のミュージカル公開の頃はまだそういうものは少なかったかもしれません。
ベリー・ゴーディ・ジュニアの自伝モータウン、わが愛と夢は、シュープリームス・・・って、今は「スプリームス」と読むのか・・・と、ビヨンセが演じるダイアナ・ロスとの関係は、もう少し複雑に述懐されております。
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こちらの映画はシンプルにわかりやすく、もしかすると少し単純化されすぎていて、特にこの映画でジェニファー・ハドソンの当たり役となったエフィーの心情やらはうまくかけていたのかどうか。
まあ、そんな風に細かいところをチクチク粗探ししていく映画ではないんですが、この「ドリームガールズ」は。やっぱりまずは音楽、そして衣装、照明の巧みさ、美しい振付け、そういうところを堪能する映画でしょう。
この映画の公開から3年。ジェニファー・ハドソンは、「セックス・アンド・ザ・シティ」「リリィ、はちみつ色の秘密」などで良い役どころを演じてますし、歌手としての方がさらに有名になりました。
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ビヨンセはご承知のとおり。「キャデラック・レコード」は今一つの映画でしたが、これからもご活躍でしょう。
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そして何よりも、この映画でもっとも影響を受けてステップアップしたのは、どうやらミュージカルの「ドリームガールズ」の模様。
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凝りに凝って、作品の印象の大半にからんでいるライティングの技術は、現在ブロードウェイでは進化を重ねていて、この映画のライティングの手法もそのブロードウェイミュージカルからの影響を受けているらしいのですが、そういうライトと衣装にきらめく光のまばゆさに包まれたミュージカルとなって、日本に再上陸ということらしいです。

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