映画評

難しく考えないで観たほうがよいドラマ / 「シリアの花嫁」 エラン・リクリス 【映画】

◇「シリアの花嫁」公式サイト 映画のあらすじを観た段階では、この映画はてっきりイスラエル側ではなく、シリアなりのイスラ...
映画評

ファンタジーの結論へのもやもや感 / 「懺悔」 テンギズ・アブラゼ 【映画】

ファンタジーの意匠をこらした非常に不思議な映画でありました。映画館を出て、それで考える。家に帰って反芻する。翌日も消化し...
映画評

魂は救済される、例え悲恋だったとしても / 「愛より強く」 ファティ・アキン 【映画】

◇「愛より強く」公式サイトファティ・アキンの映画の基本パターンがまずはある。これを、ギザギザとした破壊衝動の絵の具で塗り...
映画評

炭酸飲料水 / 「蘇える金狼」  村川透  【映画】

「ハードボイルド」という世界観が、自分には昔からよくわからない。ハードであるのは、そうであるべき理由があるはずなのに、そ...
映画評

文革後の中国人を魅了した怪作 / 「君よ憤怒の河を渉れ」 

横浜黄金町ジャックアンドベティの中国映画特集にて鑑賞。なぜに中国映画のラインナップにこの映画がはいっているかというと、文...
映画評

疾走するモダン・ラブ / 「汚れた血」 レオス・カラックス 【映画】

とある映画を観にいこうとして、上映館を間違えた。そんなわけでたまたまやっていたジュリエット・ビノシュ特集で、レオス・カラ...