初期のOi!パンクバンドにて、スキンヘッズのアンチ・ファシスト運動”SHARP”(Skinheads Against Racial Prejudice -人種的偏見に対抗するスキンヘッズ運動-)の中心的存在であるThe Oppressedが今年9月に来日が決定!とのこと。
イギリスのスキンヘッズというと、自分は長い間、右翼的かつレイシストな人達だと思っていました。実際、そういう人も多数いたわけですが、このへんはいろいろ事情もあるようです。… 続きを読む
初期のOi!パンクバンドにて、スキンヘッズのアンチ・ファシスト運動”SHARP”(Skinheads Against Racial Prejudice -人種的偏見に対抗するスキンヘッズ運動-)の中心的存在であるThe Oppressedが今年9月に来日が決定!とのこと。
イギリスのスキンヘッズというと、自分は長い間、右翼的かつレイシストな人達だと思っていました。実際、そういう人も多数いたわけですが、このへんはいろいろ事情もあるようです。… 続きを読む
橋下大阪市長が在日コリアンの高校生とtwitter上でやりとりした内容が話題になっている。
ことの始まりはその高校生との次のようなやりとりだ。
学校教育法の観点から朝鮮学校にルールを求めました。ルール(4要件)を守ってもらえれば補助金を交付します。皆で話し合ってみてください。 RT @5docomo_jp:神戸朝高3年です。その中になんで朝鮮学校が含まれないんですか?朝鮮学校に通う子供達がなんか罪でも犯したんですか?
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「江戸しぐさ」という、江戸時代の江戸の庶民がつくったというマナー集みたいなものがあって、それがなぜだか過度にいろんなところでもてはやされていたところ、これがどうやら歴史的には根も葉もない「ねつ造」、いわゆるトンデモではないかということが、しばらく前から話題になっていた。
これがついには道徳の教科書にまで掲載されていることがわかり、どうにもこれはおかしいんじゃないかということになった。… 続きを読む
インターネットがはじめて専門職やマニア以外の人間にも利用可能となり、そして拡大を始めたのは1990年代中盤のこと。よってこの「情報革命」から、まだ歴史は20年しか経過していない。本書は、インターネットが社会に何をもたらすかをユートピア的に語ることのできた第一世代の楽観が、どうやらそうでもないらしいと分かりはじめたころの著作である。本書が世に出たのは2001年はITバブルが崩壊した年。一方で翌年には日本でのインターネットの人口普及率が50%を超えている。… 続きを読む
集団的自衛権の解釈変更の閣議決定がなされた。
世論もこの「解釈改憲」について厳しい評価を打ち出している。
閣議決定に先立つ毎日新聞の世論調査では、集団的自衛権の行使に「賛成」32%、「反対」58%。
日経新聞の調査では、「賛成」34%、「反対」50%。
最新の調査で、閣議決定当日の7月2日の共同通信の調査では、「賛成」34・6%、「反対」54・4%。
もっともこの3つの調査の数字に先立つ5月の読売と産経の調査では、7割が条件付きで容認するとの意向を示しており、必ずしも世論の風向きの予断は許さない状況だ。… 続きを読む
ワールドカップで昼夜逆転の生活をお過ごしの皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、ワールドカップが終わったところで、FCザンクトパウリについてのイベントやります。
なんでこの時期にやるかというと、タルコというイタリアのスカパンクがFUJI ROCKでやってくるからです。
これがどんなバンドかというと・・・・
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イタリアはベネチア出身のコンバットスカバンドTALCO(タルコ)。
観光地として有名なベネチアだが、TALCOはベネチアの中の労働者階級の拠点であ
1970年法務省に入省し、大阪の入国管理事務所で在日韓国人・朝鮮人をはじめとする在留外国人の審査実務を経験しながら入管行政に携わってきた若き官僚がいた。 名は坂中英徳。
その官僚が、1977年に法務省の省内の懸賞論文として書いたのが、「今後の出入国管理行政のあり方について」である。
別名「坂中論文」。
この論文は、出入国管理行政の中での在日韓国人・朝鮮人行政に大きな影響を与えたばかりでなく、在日韓国人・朝鮮人社会にも激震といえるインパクトを与えた。… 続きを読む
2002年のワールドカップ現象をもとに日本の若年層ナショナリズムについて分析したのは『ぷちナショナリズム症候群』。
その続編ともいえるのは本書、三浦展の『愛国消費 欲しいのは日本文化と日本への誇り 』ですね。2010年の動向を探っているが、ほとんど古びていない。地元志向や家族重視というところは、例の『マイルドヤンキー 』(2014)につながると思われる。そういう意味でもおもしろい。
ただし、もちろんこの人はマーケッターの出身なわけだから、政治的な話には踏み込まない。もちろん話題になった『… 続きを読む
自分の考えを整理する意味では面白い本だったので、少しまとめてみたいと思う。
ナショナリズム批判の研究ならば日本でも多数読めるし、共産主義の崩壊以降のナショナスリズムの圧倒的なプレゼンスについて様々な角度から分析をほどこした欧州の研究もある。だが、この書は「ナショナリズム擁護」であり、それが近視眼的な政治論でもなく、日本のナショナリストのような宗教と神話の見え透いた仕掛けで語られるもののではなく、よりによって日本においてナショナリズム批判に用いられるベネディクト・アンダーソンやドゥールズ=ガタリやフーコー、さらにはネグリ=ハートまで持ち出してくるのである。… 続きを読む