映画評

炭酸が抜けてしまったらシャンパンは甘いだけの酒 /「死刑台のエレベーター」 ルイ・マル

◇「死刑台のエレベーター」ルイ・マル監督のニュープリント版「死刑台のエレベーター」(1957年)を、渋谷シアターイメージ...
映画評

デート・ムービーにはおすすめできませんが・・・ /「シングル・マン」 トム・フォード

◇「シングル・マン」公式サイト時間が空いたので、行く予定がなかったのにも関わらず向かった映画館、桜木町ブルク13。トム・...
映画評

創造社までの過渡期の作品 /「悦楽」 大島渚

◇「悦楽」大島渚(goo映画)大島渚1965年の作品。「日本の夜と霧」の上映打ち切りにより、自分のプロダクションである創...
映画書評

中国10億人の日本映画熱愛史-高倉建、山口百恵からキムタク、アニメまで

中国の1978年、文革終了直後の開放路線の中で始まった、中国における空前の日本映画ブームについて概括してまとめた新書。以...
映画評

ジャン=ピエール・ジュネのロンド(輪舞曲)は続く /「ミックマック」

◇「ミックマック」公式サイトジャン=ピエール・ジュネの「アメリ」が、コメディに新しい文法とスタイルを確立したのは間違いな...
映画評

「太陽の季節」への異議申し立て /「太陽の墓場」 大島渚

石原慎太郎の小説「太陽の季節」は1955年発表。その年に芥川賞を受賞すると、すぐ翌年に長門博之と南田洋子の配役で映画化さ...